2011年12月08日

現代の飽食生活に対応できない身体

飽食の時代といわれている日本ですが、人間の体の仕組みを考えると、どうも現代の食べ放題の食生活は合っていないようです。

人類の歴史は300万年とか、500万年とかいわれます。長い歴史の中ではそのほとんどが飢餓の歴史でした。地震や氷河期、大洪水、ひでりなど。そんな過酷な飢餓の危機的な環境下を乗り越えて人類は現代まで繁栄してきたわけです。

その膨大な歴史と比べると、現代のようにいつでもどこでもいろんなものが食べられるようになったのはごく最近のこと。日本人でいえば、戦後60年ぐらいのものです。長い歴史からみればほんのわずかの期間。


飢餓に耐えられる身体を作り上げてきた
人類はその飢餓に対抗するための身体を作り上げてきました。先史時代では、食料も満足に得ることができませんでした。

そのため、少ない食料から、より効率よくエネルギーを利用できるようにし、また余分に食べた分は脂肪として蓄えておきます。

長く食べられすに、外から栄養素を取り入れることができなくなったら、体内に蓄えていた脂肪を分解してエネルギーとして利用します。

人間にはそういう遺伝子が組み込まれているのです。遺伝子は数百年とか数千年で少しずつ変化していくといわれます。だから私たちの体にもそういう遺伝子がまだ組み込まれているようです。

血糖値を上げ下げするホルモンをみるとそうなっています。


血糖値を調整するホルモン
血糖値とは、血液中にある「ブドウ糖」の量を示す数値。血液で「ブドウ糖」を全身の各細胞に運ぶことで、すべての生命活動のためのエネルギーが作り出されるわけで、とても大事な栄養素です。

血液中では、血糖値が常に一定に保つようになっています。ご飯を食べると血糖値が上がり、空腹になると血糖値が下がりますが、それぞれに対応するホルモンが脳の指令を受けて放出されて、また安定化します。

この血糖値を調整するホルモン。上げるのと下げるのでは大きな違いがあるようなんです。

血糖値を上げるホルモン
・インスリンのみ

血糖値を下げるホルモン
・グルカゴン
・コルチゾール
・アドレナリン
・ノルアドレナリン
・サイロキシン
・成長ホルモン
など10種類ぐらい

血糖値を下げるホルモンはすい臓から放出されるインスリンしかないそうです。

飢餓を乗り越える対策として、食物を得られなくても血糖値を上げる仕組みをたくさん体内に用意しているんです。

これをみても現代の栄養過剰な状態は対応できないと考えられますね。その上で現代は運動量も減り、基礎代謝量も落ちてるといわれますから、余計に食物から取り入れたエネルギーを体内に脂肪として溜め込んでしまいます。

肥満や生活習慣病が増えたのは、食の欧米化ともいわれます。動物性脂肪や砂糖が日々の食生活で大量に摂取されるようになりましたが、量の問題もあるような気がします。食べ過ぎているわけですね。

体の仕組みをよく理解した上で、日々の食生活を改善していくことも大事かと思います。


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posted by プチダン | プチ断食の必要性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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