2011年04月30日

与えないことが脳を活性化させる

子供を甘やかして育てると、社会に対する免疫力が弱くなり、すぐに挫折してしまたったりします。少しの失敗ですぐに投げ出してしまったり、絶望的になってしまったり。


僕もどちらかと言えば甘やかされて育ってきたと思いますので偉そうなことは言えませんが。ただ、いつも甘やかして与えて満たして上げるばかりではなく、時には突き放して厳しい環境に置くことも必要だと思います。

とまあ、子育て論を言うつもりはないんです。

これは人間の脳にも言えることではないかと思いまして。

できる人の活性脳の作り方」で著者は飢餓感を与えることで脳は活性化すると言っています。

断食をして意図的に軽い飢餓状態を作ることで、脳が本能的な生存欲求を発揮し、最大限の能力を発揮しようとするそうです。

著書によると、ドイツのミュンスター大学で行われた実験で、平均年齢61歳の男女50名を通常の食生活をするグループと普段よりも30%食事量を減らしたグループ、そしてもう一つ、脳によい栄養素として知られる不飽和脂肪酸のDHAやEPAなどを普段よりも20%多くとるグループに分けて、3ヶ月後に単語の記憶テストを行いました。

すると、通常の食事をしているグループとDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多めに取っているグループはほぼ同じで、カロリーを普段より30%減らしたグループの成績が30%もよい成績を上げたそうです。

この結果では頭によいと言われる栄養素を取るよりも食事量を減らした方が能力が高くなったということですね。

この本の著者は子供のころ病気がちでとても体が弱かったそうです。肺炎や胃潰瘍、肋膜炎、ゼンソク、慢性的な微熱、便秘症などなど、「病気の問屋のような」とご自身で言っておられます。そして16歳のときに20歳までは生きられないと余命宣告まで受けてしまいます。

それで断食やヨガを重ねることで病気を治し、体調を改善させていったそうですが、10代で初めて断食に挑戦したとき、断食10目を過ぎたぐらいから英語の長文がスラスラと暗記できるようになったといいます。

「与えない」ことで、体の自然治癒力や脳の能力が危機感を感じて、生存するための能力を最大限の発揮した、ということでしょうね。

今の日本は、まわりを見渡せばいくらでも食べ物があります。

でもこんなにたくさん贅沢に食べられるようになったのは、わずか40年ほど前からではないでしょうか。

人間の長い歴史を見れば、食べる物は最低限で、飢餓との戦いも多くあったと思います。飢餓との戦いがほとんどだったかもしれません。そういう中で長年受け継がれてきた人間の体の仕組みは、飢餓に対してはある程度対応できる体になっていますが、わずか数十年で激変した食生活の変化には対応できないようです。

人間の遺伝子が新しい環境に適応するのにはそうとうかかるみたいですから、たかだか4、50年ほどの変化にはついていけないわけですね。

糖尿病や高血圧、高脂血症などのいわゆる生活習慣病患者がどんどん増えているそうですが、何でも食べられる環境というのが、こういう事態になっている原因の1つとも言えそうです。

お腹が空いたときに一気にガツガツ食べるのはおいしくて幸せな瞬間でもあります。が、ガツガツかきこみたい気持ちをちょっと抑えて、少し食事量を減らす、という小さな厳しさからでも自分に課していくってのも必要かもしれませんね。

脳力をフルに発揮するためにも。


日々、体や心の不具合を感じている方は↓こちらもチェックしてみてください
自律神経失調症・パニック障害改善プログラム

●スポンサードリンク
posted by プチダン | プチ断食の効果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。